都市を『創造』する、不動産開発の株式会社アーバネットコーポレーション

企業情報

社長挨拶                         2022年3月

 当上半期における世界経済につきましては、新型コロナウイルスによるパンデミックの影響を大きく受けました。しかしながら、オミクロンなど新たな変異株の蔓延があったものの、ワクチン接種の進展や治療薬の開発、ウイルスの弱毒化等もあり、各国は行動規制の見直しを進め、経済の立て直しに着手しており、個人消費等を中心に経済活動が活発化しつつあります。
 一方で、急速な需要に供給が追い付かず、サプライチェーンの混乱や資源価格の上昇もあり、インフレ懸念から金利の上昇が見込まれております。さらに2022年2月以降につきましては、ロシアによるウクライナ侵攻により食品やエネルギー価格などが大幅に上昇、為替水準の変動や各国の経済制裁の拡大など、今後の経済復調は不透明感が一層増しております。

 我が国においても、昨秋はワクチン接種率向上による感染者数の減少の結果、経済活動がリバウンドしましたが、年明けからのオミクロン株の感染拡大により、景気は再度下押し圧力が生じる見込みです。しかしながら、中長期的には、ウイズコロナの状況下、物価の上昇はあるものの消費の回復及び各種政策により、緩やかな景気回復が進むと思われます。
 さて、首都圏のマンション市場におきましては、分譲マンションは都心の高額物件や湾岸エリアの大規模物件の人気が根強く、平均価格も上昇を続けております。
 また、当社グループの事業領域である都心のワンルームマンション市場につきましては、一部地域での家賃下落傾向はあるものの、低金利を背景とした資金流入が、国内外から続いており、市場は好調を維持しております。しかしながら開発面では、都心部における用地の取得競争はさらに激化しており、困難な状況が続いております。さらに、土地価格高騰及び工事原価上昇による利益率低下に加え、大幅な円安や半導体不足、さらに世界的な物流網混乱等による建設資材の供給不安が顕在化するなど、新たな問題に直面しております。
 一方、ホテル事業(ホテルアジール東京蒲田)につきましては、稼働率の向上と客室単価の適正化を進めており、各種施策等により収益の改善に努めております。

 このような事業環境の下、当社グループの上半期の業績は、売上高は62億36百万円、営業利益は4億円、経常利益は3億9百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億84百万円となりました。 
 前年同期比で減収減益となりましたが、その原因は大きく3つあります。
 1つ目は、当期の売上計上が下半期に集中しているためです。ご存じのように、当社のビジネスモデルが投資用ワンルームマンションの一棟・卸売販売であり、一方で工事の竣工時期に偏りが生じることが多く、結果として、売上計上が四半期ごとに大きく変動いたします。投資家の皆様におかれましては、通期の決算で投資判断をお願いできれば幸いです。
 2つ目は、当上半期計上予定であったプロジェクトの一部が、お客様の要望により竣工直後の引渡しとなり、前期の売上計上となったこと、また、当第2四半期に売上計上予定の1プロジェクトが、引渡しがずれたため、第3四半期の売上計上となったことなど、売上計上の期ずれが発生したことによるものです。
 3つ目は、前年度の上半期は利益率の高いプロジェクトが多数あったことによるものです。

 さて、当社グループの2022年6月期の見通しですが、前述のとおり、売上計上が下半期に偏重していることから、現時点で通期業績予想は据え置きとしております。

  今後の事業展開ですが、当社のビジネスの根幹は、好立地に他社と差別化した高品質なマンションを建築し、実際に住む方に家賃以上の高い満足感を得てもらうことにあります。都心の土地価格は高騰しており用地取得は困難な状況ですが、当社は下半期、用地の取得にこれまで以上に注力してまいります。さらに、大型物件や都心地域以外の開発を検討するとともに、用地取得要員の増員や、有効活用ビジネスの拡充などの施策を実施してまいります。
 また、当社はDXによる生産性の向上に取り組むとともに、サステナビリティを意識したZEHマンションの建設など、気候変動への対応をビジネスとして取り込み、アフターコロナにおける社会や経済の構造変化に柔軟に対処することで、持続的な成長を図りたいと考えております。

 株主の皆様におかれましては、このような当社の取り組みをご理解いただき、今後ともより一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

株式会社アーバネットコーポレーション
代表取締役社長 服部 信治

アーバネットコーポレーションが目指すもの

企業理念

アーバネットコーポレーションは人々の安全で快適な「くらし」の提案を行い、豊かで健全な社会の実現を目指します。

経営指針
顧客志向 顧客満足度を高めることを第一に考え、株主と従業員の幸せを追求します。
独創志向 「くらし」の提案を通して、社会が必要とする技術革新と自社だけの特色を創造し強化します。
共生志向 企業と企業、人と人とのネットワークを大切にし、互いに成長し共生することを経営の目的とします。
URBANET BASIC MISSION
BRIDGE
私たちは企業と企業、人と人、情報と情報、そして現在と未来の架け橋になります。
ACTION
私たちは失敗を恐れず成功する姿をイメージして積極的に行動します。
SKILL
私たちは正確さとスピードをもって仕事に当たり、常に最良の結果を出せるように自分自身を磨きます。
IDEAL
私たちは斬新な発想をもって美的で洗練された「理想の住まい」を全力で追求します。
COMMUNICATION
私たちは誠実かつ謙虚な気持ちで相手に接し、十分な意思疎通をはかり、確固たる信頼関係を築きます。

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